気持ちの通じ合う集まりで行なっている、教育・文化支援と福祉活動の輪。
未来につながる橋を架けたい。
三井広報委員会は、いろいろな社会・文化活動を行なっています。
豊かな心を育むプログラム
私たちは「もの」の豊かな時代に生活することが出来るようになりました。これは先人達の努力により達成された素晴らしい成果です。
世界中どこにでも出かけられるようにもなりましたし、世界中の情報が瞬時に得られる便利な世の中に暮らしています。
一方、身の回りにはゴミが山のように溢れかえり、ストレスのため精神を傷つけられる大人や子供が増えています。とかく忘れがちな目に見えない大事なもの「心の豊かさ」が無くなっているのではないか、と問われています。経済的に発展することだけが人間に幸せをもたらすのではなく、心豊かになることが真の幸せにつながり、それは本来の「福祉」といえるものだと考えます。
芸術は人の心を豊かにする力を持っています。その力を通して心豊かな世界の構築の一助となるように出来ないかと考えました。
私たち三井広報委員会は子供の世紀と言われる21世紀を迎えて、これまで以上に子供達に心豊かに育ってほしい、美しいものを愛する気持ちを育んでほしいという願いから、この「ふれあいトリオ」プログラムを開始することにしました。トップレベルで活躍している音楽家の本物の演奏を目の前で触れる機会を学校で設け、体で感じて何かをキャッチしてもらいたいという事業です。
同時に開催地の活性化も願い、地域の人たちの為のコンサートをセットとして動き始めました。また福祉の観点から障害者の方々が働く作業所の支援も同時に行なっています。
この事業は2003年から始まり今年で5年目となりました。年間おおよそ17都市それぞれ2回から3回の公演を行なっており、既に180公演、51,180名の方々に参加して頂いています。
私たちの予想以上の実績になっておりますが、この事業がさらに広がり「ふれあいの輪」が大きくなることを願っています。
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